内容
ドイツ映画。
感想
ドイツも日本同様、戦争に負けた国なので近代戦争映画を作るのは難しい。特にアクション娯楽映画としての戦争は。ただし最近ではそういった映画はハリウッドですら作らないが。リアルな戦争を描くのが近頃の傾向だ。
そういった中でこのコメディー映画。オースティン・パワーズを思わせるような日本人には伝わらない感じのノリだが、潜水艦映画だからか、それなりに楽しめた。
ただ、男ばかりでむさ苦しくなるからなのか、女優を一人潜水艦に搭乗させているのだが、その設定をうまく使いこなせておらず、なんだかもったいない感じがした。男ばかりの中に女一人なんだから、それでもっと笑いを生み出せたはずだ。
ラストはアメリカに降伏する。戦争に負けた国だから、こういうエンディングじゃないと敏感な人達が批判するのだろう。
スタッフ/キャスト
監督 スヴェン・ウンターヴァルト・Jr
出演 アツェ・シュローダー/イボンヌ・カッターフェルト/オリヴァー・ヴヌク/ユルゲン・ショルナゲル/ゲッツ・オットー/クリスティアン・カールマン/マキシム・メーメット