内容
1950年公開の映画「花嫁の父」のリメイク。
感想
コメディーという視点で見ると別に笑えることはなかったが、花嫁を送り出す父親の物語として普通にいい映画だった。
父親にとって娘の結婚というのは相当複雑なものなのだろう。いつまでも家族で一緒にと思っていたら、結婚して知らない男と一緒になってしまう。なのに娘は幸せそうな顔をして。
娘の幸せを願うならそれは喜ぶべきことなのに、自分達と離れてしまうことに寂しさを感じ、素直に喜べない。そんな心情がよく表れていた。逆にいつまで経っても嫁に行かない娘はそれはそれで不安になるのだろうが。
アメリカの結婚式は花嫁側が費用を出すって言うのも興味深い。父親の娘へのお祝いという意味合いらしい。結婚による風習も国それぞれだ。
花嫁のパパは娘も大事だが、何よりも大事なのは自分の妻だということを言っているあのラストシーンはとてもよかった。家族の最小単位は夫婦なのだと。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 チャールズ・シャイアー
脚本/製作 ナンシー・メイヤーズ
出演
スティーブ・マーティン/マーティン・ショート/キンバリー・ウィリアムズ/キーラン・カルキン/B・D・ウォン/リチャード・ポートナウ
音楽 アラン・シルヴェストリ
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