★★★★☆
あらすじ
バットマン誕生を描く。 クリストファー・ノーランのバットマン3部作の第1作目。
感想
これまでのバットマンシリーズとはうって変わってシリアスな雰囲気。おかげですんなりと入っていけた。
バットマンが誕生することになったそのいきさつが描かれている。バットマンは修行を積んでハイテクな衣装を身にまとった人間。そう考えるとすごいが、逆に子供じみた印象も受ける。「今日から俺はバットマンだ!」という。そこらへんがシリアス路線のちょっと苦しいところでもある。
モーガン・フリーマンやマイケル・ケインといった老俳優たちが、バットマンを支え見守る理解のある役を好演している。彼らがこの映画に安定感をもたらしている。渡辺謙は重要な役かもしれないが、チョイ役だ。
スター・ウォーズのようにダークサイドに落ちるとかそんな話がありながら、飽きることなくぐいぐい惹きつけられる。
スタッフ/キャスト
監督/脚本
脚本 ヴィッド・S・ゴイヤー
出演 クリスチャン・ベール/マイケル・ケイン/リーアム・ニーソン/ケイティ・ホームズ/ゲイリー・オールドマン/キリアン・マーフィー/トム・ウィルキンソン/ルトガー・ハウアー/コリン・マクファーレン/ライナス・ローチ/ガス・ルイス/リチャード・ブレイク
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード/ハンス・ジマー
撮影 ウォーリー・フィスター
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