★★☆☆☆
あらすじ
電車に轢かれ死んでしまったと思った男は、気付くと黒い大きな球体のある部屋に立っていた。
2部作の前編。130分。
感想
最初から2部構成の予定で作られた映画のせいか、すべてが冗長だ。ステージに移動する際の体が消えていくところとか現れてくるところとか、いちいちすべて映さなくて充分だ。その他も何かにつけてやたらと時間を使いたがる。
最初、監督は数学が苦手な人なのだろうかと思って観ていたが、多分2部構成だからわざと2本分になるように時間を使っているのだなと気づいた。逆に計算は得意みたいだ。
普通の映画なら前半30分で終わっていそうな物語の導入部分を、2時間強も延々と見せられた感じでかなりの苦痛だった。しかも大して盛り上がりもない。たとえ2部構成だとしても、1本の映画を観たという満足感を与えてくれるような映画にして欲しかった。
そこまでして2部構成にする意味は何だったのだろうか?商売的には分かるが、作品的には理解に苦しむ。
スタッフ/キャスト
監督 佐藤信介
原作 GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
出演
吉高由里子/本郷奏多/夏菜/綾野剛/伊藤歩/田口トモロヲ/戸田菜穂
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2部構成の第2部