★★★★☆
内容
1963年の映画「十三人の刺客」のリメイク。
感想
映画、という感じだ。みんなに好かれようといろんなシーンを詰め込んでみましたという感じではなく、撮りたいものを撮りたいように撮ったという感じ。好き嫌いはあるだろうが好感が持てる。それぞれにもちゃんと見せ場が用意されているし、役者陣もやりがいがあっただろう。
ただ、皆殺しをする必要あったのかなとも思ってしまうが、どんな主君でも殺されたら仇討に行くのが侍なのだから、主君のために死なせてあげるのが侍としては幸せという事になるのか。
最後もよくある映画のように主役と悪役との一騎打ちの対決といったシーンではなく、あっさり終わるところがとてもしっくり来た。これで一騎打ちの対決されたらなんか笑ってしまっていたかもしれない。
物語的にはきっと充分なのだろうが、もっと稲垣吾郎の残虐非道ぶりを見たかった。
スタッフ/キャスト
監督 三池崇史
脚本 天願大介
出演
伊勢谷友介/沢村一樹/古田新太/高岡蒼甫/六角精児/波岡一喜/近藤公園/石垣佑磨/窪田正孝/伊原剛志/松方弘樹/吹石一恵/谷村美月/斎藤工/阿部進之介/内野聖陽/光石研/岸部一徳/平幹二朗/九代目松本幸四郎/稲垣吾郎/市村正親/神楽坂恵
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