★★★☆☆
内容
感想
主人公のように、偽りの自分の姿を築き上げ、頑なにそれを崩そうとしない人はたまにいるが、そんな人と接するときと同じで、見ていて若干疲れた。どこかで息の抜けるところが欲しかった。安心するところというか。本当の素の姿を見せるところとか。どこまでいっても自分を取り繕おうとする。
笑えるシーンもあるのだが、あまりそういう気の毒な人を見て笑ってはいけない、という自制が働いて、心から笑えなかった。
松雪泰子の弟役の新井浩文が良かった。存在感がある。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 吉田大八
脚本 香川まさひと
製作 柿本秀二/春名慶/吉田博昭/松崎澄夫/永田勝治/山崎浩一/石橋健司/豊島雅郎
出演 堺雅人
満島ひかり/中村優子/新井浩文/児嶋一哉/安藤サクラ/内野聖陽/大河内浩/古舘寛治/品川徹