★★★☆☆
あらすじ
巨大彗星の地球衝突が目前の人類滅亡が迫るある日、中古レコード屋で客に一枚のレコードが紹介される。
感想
音楽が重要な役割を果たす物語で、どんな感じの音楽になっているのかと思ったら、そんなに悪くなかった。凄い良いわけではないが、全然駄目という感じでもなかった。結局生き残れなかったバンドの訳だから、これでいいのかもしれない。バンドのビジュアルはかなり良い。
いろいろな時代のいろいろな人々が登場する映画で、それぞれがなかなか良かった。レコーディング後の居酒屋でのバンドの会話とか、森山未來の踊るような格闘シーンとか、多部未華子の嫌そうな顔とか。
これらの話がもっと上手く繋がっていけばよかったのに、と少し残念。どこかスッキリしないもやもや感が残る。石丸謙二郎とか山中崇が演じる嫌な奴のシーンが長すぎた。現実を知らしめるために必要な役ではあると思うが、執拗すぎて爽快感が上回れなかった。
スタッフ/キャスト
監督
出演 伊藤淳史/高良健吾/多部未華子/濱田岳/森山未來/石丸謙二郎/大森南朋/渋川清彦/眞島秀和/江口のりこ/山中崇/波岡一喜/滝藤賢一/上田耕一/中村有志
音楽プロデュース 斉藤和義