★★★★★
あらすじ
娘の映画出演を夢見る妻のために、ヤクザの組長が実際の抗争を利用して映画の撮影を試みる。
感想
無茶苦茶なストーリーだが、テンションの高さと勢いで持っていく。中でも長谷川博己の演じる無駄に熱い監督役がいい。本当はただの勘違い野郎なのかもしれないが、ここまで来ると格好いい。
中盤以降は血飛沫に塗れたキルビル的な描写が続く。過激なアクションの中で次々とお約束的展開が裏切られていくのが気持ちいい。そしてこの激しさを予期させるような、序盤の美しい静かな赤い床のシーンも印象的だった。
ヤクザもヤバいけど、映画好きはもっとヤバいというのも良かった。確かに彼らは格好良かった。いい画を撮るためにマシンガンを連射して殺しまくるのは笑った。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/音楽
出演
長谷川博己/星野源/二階堂ふみ/友近/坂口拓/板尾創路/裴ジョンミョン/尾上寛之/永岡佑/北村昭博/神楽坂恵/ぼくもとさきこ/深水元基/諏訪太朗/本城丸裕/山中アラタ/土平ドンペイ/橋本まつり/山本亨/中泉英雄/つぐみ/成海璃子/でんでん/岩井志麻子/水道橋博士/ミッキー・カーチス/江波杏子/石丸謙二郎/渡辺哲