★★★★☆
あらすじ
ホテルで暮らす映画スターが、前妻との娘をしばらく預かることになる。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞。
感想
劇的なことは起こらず、淡々と描かれていく。というか、いろいろな事は起こるが、主人公に感情の起伏が見られないといったところか。
スターとかになると、刺激的な出来事も日常になってしまって、何も感じなくなってしまうのだろう。ちょいちょいいろんな女性と関係を持つが、それも日常。監督も子供の頃、「ゴッドファーザー」の監督で知られる父親のフランシス・フォード・コッポラについていって、こんな光景を見ていたのだろうかと想像してしまう。
淡々とした中におかしみを感じられるシーンが散りばめられている。こういったタイプの映画は眠くなりがちだが、これは全然そんなことなく観られた。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/製作 ソフィア・コッポラ
製作 G・マック・ブラウン/ロマン・コッポラ
製作総指揮 フランシス・フォード・コッポラ
出演 スティーヴン・ドーフ/エル・ファニング/クリス・ポンティアス/ララ・スロートマン/クリスティーナ・シャノンカリサ・シャノン/エリー・ケンパー/ミシェル・モナハン/ベニチオ・デル・トロ
音楽 フェニックス