★★★★☆
あらすじ
妻の死後にゲイである事をカミング・アウトした父親を看取った男が、一人の女性と出会う。
感想
監督自身の体験をもとにしているらしいが、自分の父親がゲイであるなんてかなり衝撃的だ。そして色々考えて混乱しまう。じゃあどうして母親と結婚したのか、騙していたのか、偽っていたのか、そして、もしかしたら自分はこの世に生まれていなかったかもしれない、とか。
でも自分に正直に生きて幸せな老人を見るのは悪くない。クリストファー・プラマーはあの歳でゲイの役をよくやったなと感心する。とても人生を楽しんでいる雰囲気が出ていた。オスカーを取るのも納得だ。
淡々としたもの静かな映画なのだが、ちゃんとユーモアを散りばめている所が良い。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 マイク・ミルズ
出演
クリストファー・プラマー/メラニー・ロラン/ゴラン・ヴィシュニック