★★★☆☆
あらすじ
汚染が進んだ地球から人類が脱出した後も黙々と仕事を続けるロボットが、ある日、探査にやって来たロボットと出会う。
感想
ロボットたちの物語ということで、前半はほぼセリフ無しで展開されるが、それでもストーリーが理解できてしまうのがうまい。そして、ゴキブリをキャラクターにしてしまうのもある意味ですごい。植物もない世界でどうやって生き残っているのか疑問が残るが。
地球を離れ、ロボットに操られるように生活する人類。果たして苦難が待ち構える地球に戻ることは良いことなのか。たとえ困難な道程だろうと、半分死んだように生きているよりはマシだということか。
しかし最近はあの映画のCGが凄い、みたいなことを聞かなくなった。もう当たり前の技術になったということなのだろう。
人類の進化を絵画表現で辿るようなエンドロールや、その後のちょっとした映像まで、客を喜ばすことに手を抜かない姿勢に好感が持てた。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 アンドリュー・スタントン
製作総指揮 ジョン・ラセター/ピート・ドクター
出演(声) ベン・バート/エリサ・ナイト/ シガニー・ウィーバー/フレッド・ウィラード/ジョン・ラッツェンバーガー/キャシー・ナジミー/トレス・マクニール
音楽 トーマス・ニューマン
登場する作品
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