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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ラ・ラ・ランド」 2016

ラ・ラ・ランド(字幕版)

★★★★☆

 

 古き良き時代のジャズクラブのような店を持つのが目標のミュージシャンと、女優の卵が出会う。

 

 ファッションや車などはどこかレトロなのだが、スマホやPCも出て来る、時代設定は現代の不思議な雰囲気を醸し出している映画。だからといってスマホやPCといった小道具を活用しているわけでもなく、いつの時代設定でも通用しそうな物語となっていて、普遍的なものを目指したのかもしれない。

 

 役者が突然歌い出す不自然さも、この往年のレトロな雰囲気で誤魔化せる効果があるのかもしれない。そしてごりごりと歌で押してくるわけではなく、意外と曲数は少ない。その分、美しい景色を背景に歌い踊るシーンはどれも幻想的で印象的。楽しめる。

 

 夢を掴むために奮闘する若者の自身や不安、そして互いに夢を持つ男女が付き合うことの難しさも描かれている。夢を語り夢を追うときは、互いに励まし合って小さな前進に喜び合えるが、どちらかが成功のきっかけを掴み始めると途端にギクシャクした関係になってしまう。

 

 恋人同士が、二兎を追うことは出来ないということなのかもしれない。そんな事が頭をよぎるほろ苦い結末。だけど最後の二人の表情に、どこか互いの健闘を称え合うようなものも読み取れて、切ないけれど温かいものも感じられる良いエンディングとなっている。

 

監督/脚本 デミアン・チャゼル

 

出演 ライアン・ゴズリングエマ・ストーンジョン・レジェンドローズマリー・デウィット/J・K・シモンズジェシカ・ローテ/ソノヤ・ミズノ/フィン・ウィットロック/トム・エヴェレット・スコット/ミーガン・フェイ/ジョシュ・ペンス

 

ラ・ラ・ランド(字幕版)
 

ラ・ラ・ランド - Wikipedia

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