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「ゴルゴ13」 1973

ゴルゴ13

★★★☆☆

 

あらすじ

 世界的な犯罪組織のボスの暗殺を依頼された殺し屋、ゴルゴ13。

 

感想

 高倉健演じるゴルゴ13が、ゴルゴ13ではなく高倉健にしか見えない。でもゴルゴ13は高倉健をモデルにしているといわれているので別にそれでいいのか。ただあまりにもそのままなので、本人がモデルに寄せていく感じで、もうちょっとキャラクター感というか、劇画感を出して欲しかった。

ゴルゴ13(199) (コミックス単行本)

ゴルゴ13(199) (コミックス単行本)

 

 

 映画は主人公が無口すぎて正直、話の流れが良く分からない。彼なりに依頼された殺しを実行するために順を追って動いているのだろうが、ほとんどその説明がないのでただ眺めているしかない。普通はそれを補うために無口な主人公にはお喋りな相棒がいたりするのだが、あいにくゴルゴ13は単独行動するというキャラクターと決まっているので、それが出来ないのも痛い。

 

 

 それでもこの殺し屋が怪物的なキャラクターだったりすれば見ていられるのだが、そんな感じは特になく、ただの無口な日本人といったところ。超人的な腕前というわけでもなくて泥臭いし、感情移入できるような背景が描かれているわけでもなく、何を考えているかもよく分からないしで、あまり魅力的なキャラクターではなかった。

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 物語も、敵の殺し屋たちとの対決を描くわけでもなく、ヒロインとの恋模様を描くわけでもなく、いまいち何をしたいのか良く分からない内容。準主役といった感じで登場するゴルゴを追う刑事の存在も特に必要性を感じなかったし、結局相手が世界中で女性を拉致しまくっている理由もよく分からなかった。とりあえずそれっぽいことを色々詰め込んでみましたというだけの印象。影武者だらけの中で本物のターゲットを見つけ出すシーンは面白かったが。

 

 高倉健以外、出演者全員が外国人で彼らのセリフはすべて日本語吹替だったが、吹替の外国ドラマを見ているような感じで特に違和感は感じなかった。こういう割り切りはありだと思う。そして、オールイランロケという事で、普段あまり見る事のないイランのこの時代の街の様子や風景が見られるのは興味深かった。雲一つない真っ青な空が目に沁みる。

 

スタッフ/キャスト

監督

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脚本 さいとう・たかを/K・元美津

 

原作 ゴルゴ13(1) (コミックス単行本)


出演

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音楽 木下忠司

 

ゴルゴ13

ゴルゴ13

  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: Prime Video
 

ゴルゴ13 (1973年の映画) - Wikipedia

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