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BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「摩天楼を夢みて」 1992

摩天楼を夢みて [DVD]

★★★★☆

 

 不況下の不動産屋のセールスマンたちは、突然訪れた本社の幹部に、売上成績下位の者はクビにすると告げられる。

 

 ほぼ、女性が登場しない男臭い物語。しかも原作が戯曲だからか、ほとんど場面転換がなく、それが男臭さを濃密なものにしている。

 

 しかし、セールスの世界は大変だ。土砂降りだろうが、夜だろうが、見込みのない客だろうが、セールスをかけなければいけない。営業職はこういうイメージだから、人気が無いんだろうな。今、こんな営業している所は駄目な会社なんだろうけど。

 

 硬派な雰囲気が漂う男たちが、契約を獲得したら、嬉しそうに身ぶり手ぶりを交えてその時の様子を語ったり、上司に褒めてもらいたさそうに、何度も自分の手柄を口にする姿は可愛らしい。

 

 日本の厳しいノルマが課せられている営業マンと違うのは、彼らは上司に面と向かって悪口を言うこと。普通に「お前が無能だから、契約を取れない」とか、無理なものは無理だ、とか言っている。だからかなり殺気立った雰囲気なんだけど、日本だと淀んだ雰囲気なんだろうな。

 

 ジャック・レモンが良かった。病気の娘を抱え、年下の上司のもとで働くベテランの営業マンとして、色んな表情を見せている。ラストのアル・パチーノの顔を見つめ、何か言いたげな、でも、何を言うべきかわからず、何も言えずに去っていく姿が印象的だった。

 

監督 ジェームズ・フォーリー

 

原作/脚本 デヴィッド・マメット

 

出演

bookcites.hatenadiary.com

ジャック・レモンアレック・ボールドウィン

 

摩天楼を夢みて(字幕版)
 

摩天楼を夢みて - Wikipedia

 

 

gyao.yahoo.co.jp

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