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「死刑台のエレベーター」 1958

死刑台のエレベーター HDリマスター版 [DVD]

★★★☆☆

 

あらすじ

 不倫相手の旦那の殺害を決行した男が、エレベーターに閉じ込められてしまう。

 

感想

 一見すると抜かりのない男が凡ミス。観ていても気付くくらいのロープの回収忘れ。確かに慌てたという言い訳はできるが。それに気付いて戻るが、エレベーターの中に閉じ込められてしまう。

 

 この男が主役かと思っていたら、エレベーターに閉じ込められたまま。その外でどんどんと物語が展開していく。そしてようやくエレベーターが動き出し、無事に脱出できた男は、知らないうちに展開されていた話の中で、別件で捕まってしまう。だけどなんでこの人、エレベーターを出た時にロープを回収しなかったのだろう。そのためにエレベーターに閉じ込められてしまったのに。見た目と違って意外とうっかりさんだ。

 

 

 勘違いで捕まった男だが、ふとしたことで本来の殺人がばれてしまう。案外簡単な理由でばれてしまったという感じ。あんまりいいオチではなかった。ただこれをサスペンスとみるのではなく、最初のシーンと最後のシーンが繋がっていることからも、愛の物語と捉えるべきなのかもしれない。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 ルイ・マル

 

出演 ジャンヌ・モロー/モーリス・ロネ/ジョルジュ・プージュリ/リノ・ヴァンチュラ/ジャン=クロード・ブリアリ

 

音楽 マイルス・デイヴィス

 

死刑台のエレベーター - Wikipedia

 

 

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