★★★☆☆
監督 スティーヴン・シャクター
自殺を考えるかつての名映画プロデューサーが甥の書いた脚本で再起を図る。
ウィリアム・H・メイシーのいい加減っぷりが可笑しい。映画なんて適当に作ればいいのさっていう適当ぶりが笑える。でも、どん底から這い上がろうとしているのに辻褄が合わない。映画よりもメグ・ライアンに夢中。人生投げやりになっているってなら分からないでもない。
タイトル的にはラブ・ストーリーを想像させるが、映画界の実情を皮肉った内容。まぁ、ウィリアム・H・メイシーとメグ・ライアンじゃ恋愛映画なんて成立しなさそうだけど。
硬派に映画界の実情を描いたって誰も観ないくせに、メグ・ライアン出演させて恋愛映画匂わせればみんな見たくなるんでしょってこっちまで皮肉られているような気分。
出演
ウィリアム・H・メイシー / LL・クール・J / エリオット・グールド / ジェイソン・リッター