★★★☆☆
内容
感想
中世のエルサレムを巡る戦いだ。当時にも異教徒同士で共存を図ろうとする勢力があったということが意外だった。たかだか宗教で戦ってばかりいられない、というのが本音なのかもしれない。
新国王が戦争にうって出て、予想通り無残な敗北に終わったのは苦笑しかない。まるで無邪気な英雄気取りで世間知らずの若者のようだ。ラストの決死の攻防戦も、ただ自分たちの家族や仲間を守りたいという気持ちだけで、もはや宗教なんて関係ない。いかに宗教が厄介なものかが伝わってくる。
だいたい史実に基づいているらしく、観た後しばらくWikipediaで十字軍関連を調べてしまった。
スタッフ/キャスト
監督/製作
脚本 ウィリアム・モナハン
出演 オーランド・ブルーム/エヴァ・グリーン/リーアム・ニーソン/ジェレミー・アイアンズ/エドワード・ノートン/デヴィッド・シューリス /ブレンダン・グリーソン /マートン・チョーカシュ/ガッサーン・マスウード