★★★☆☆
あらすじ
テロで妻と子供を失った男が、復讐のためにテロリストが潜伏する場所に単身乗り込む。
感想
あらすじだけでもトンデモな展開で面白いのだが、テロリストたちと接触したあたりから急に真面目になってしまった。彼らがテロリストになった背景や現実を知ってしまったり、自らの復讐は正しい行いなのかとか、色々考えさせようとしてくる。
そもそも設定が目茶苦茶なのだから、復讐の鬼と化してテロリスト相手に暴れまわって欲しかった。観客にあんなのありえないよねーと、ニコニコ顔で語らせるような。
シリアスな展開になってからの「ユージュアル・サスペクツ」風のどんでん返しはちょっと笑ってしまった。もうちょっと伏線を積み上げないと。安易すぎる。
スタッフ/キャスト
監督 アンドリュー・デイヴィス
製作総指揮 ホーク・コッチ/ニコラス・メイヤー
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー/イライアス・コティーズ/フランチェスカ・ネリ/クリフ・カーティス/ジョン・レグイザモ/ジョン・タトゥーロ/ミゲル・サンドバル/ハリー・J・レニックス/リンゼイ・フロスト/レイモンド・クルス/ジェーン・リンチ