★★★★☆
あらすじ
ポルノ映画に出演して大スターとなった女。
伝説のポルノ映画「ディープ・スロート」に主演した女優リンダ・ラヴレースを描く。93分。
感想
序盤はあまりにも軽い感じでストーリーが進み、そんなはずないだろうと思ったが、ちゃんとそのツッコミに応えてくれる構成だった。本当は、見る分にはこの序盤のノリがいいのだが、それだと映画としてはあまりにもファンタジーすぎる。
主人公が環境に耐えられず、実家に戻って母親に助けを求めたのに、冷徹に断られるなんてもう絶望しかない。母親にとってはそれが正義で、それにすがって生き抜くことが出来たのかもしれない。だが、ときに正義は人を殺してしまう。
ラストの、それぞれに心のわだかまりはあるが、それでも互いに許し合おうとしている家族の姿が胸を打つ。
スタッフ/キャスト
監督 ロブ・エプスタイン/ジェフリー・フリードマン
製作総指揮 アヴィ・ラーナー/ダニー・ディムボート/トレヴァー・ショート/ボアズ・デヴィッドソン/ジョン・トンプソン/マーク・ギル/メリット・ジョンソン
出演 アマンダ・セイフライド/ピーター・サースガード/シャロン・ストーン/アダム・ブロディ/ジュノー・テンプル/ロバート・パトリック/ウェス・ベントリー/エリック・ロバーツ/ジェームズ・フランコ/クリス・ノース/ハンク・アザリア/デビ・メイザー/クロエ・セヴィニー
登場する人物
リンダ・ラヴレース/ハリー・リームス/ヒュー・ヘフナー/ジェラルド・ダミアーノ