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「ジャッジ・ドレッド」 2012

ジャッジドレッド (字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 近未来。裁判官・陪審員・処刑人の権限を持つジャッジであるドレッドは、新人を伴って訪れた事件現場の巨大ビルで閉じ込められ、犯罪者に命を狙われる。

 

感想

 スタローン主演の同名映画のリブート作品。このスタローンの映画、確かあまり評判が良くなかったはずで、なんで今さらリブート?と思ったが、原作のコミック自体は人気があるということか。たしかに、原作を好きな人が残念な実写化映画を見てしまったら、俺ならこうするのに、と名誉回復のために自分なりの実写作品を撮りたくなるのかもしれない。

 

 犯罪者の増加でジャッジに多くの権限を与えられた世界。主人公が新人のジャッジとともに、犯罪者集団によって巨大なビルの中に閉じ込められてしまうというダイ・ハードのような展開。しかし主人公役のカール・アーバンは一度も素顔を見せることなく、ずっとヘルメットを被ったままなのだが、本人は納得していたのだろうか。おかげで、そうすると能力を発揮できないという理由でヘルメットを被らない、新人役の金髪のオリヴィア・サールビーが目立っていた。

 

 

 ジャッジ二人と犯罪者集団の対決が、過激な描写を交えつつ展開されてなかなかの緊張感。ただ、主人公の強さがどの程度なのかがあまり伝わってこないので、今の状況がどの程度ヤバい状況なのか判断が難しい。超人レベルであれば大したことないし、ジェイソン・ステイサムが演じるような人間の強さであれば割とヤバい、ダイ・ハードの刑事レベルであれば滅茶苦茶ヤバいといった、こちらがどれくらい心配すればよいのかがよく分からなかった。ヘルメットを被っているので表情も見えないし。そのあたりがはっきりしていれば、もうちょっと手に汗握って楽しめたような気がする。

 

スタッフ/キャスト 

監督 ピート・トラヴィス

 

脚本/製作 アレックス・ガーランド

 

原作 Judge Dredd The Complete Case Files 01

 

出演 カール・アーバン/オリヴィア・サールビー/レナ・ヘディ/ウッド・ハリス/ドーナル・グリーソン

 

ジャッジドレッド (字幕版)

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ジャッジ・ドレッド (2012年の映画) - Wikipedia

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