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「ウルトラヴァイオレット」 2006

ウルトラヴァイオレット (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 世界中に蔓延したウィルス。感染者を排除しようとする政府に対し抵抗活動を行っていた女は、政府の開発した最終兵器を奪うことに成功する。

 

感想

 ウィルスが蔓延する世界。感染者が迫害されていく様子は、まるでナチスのユダヤ人迫害を見ているよう。人々は感染しないよう使い捨ての手袋を常備したり、訪問者が感染者じゃないか異常に警戒しなければならず、生きづらそうな世界になっている。

 

 ウィルスに感染し、夫を失い流産したミラ・ジョボヴィッチ演じる主人公。一人で敵をなぎ倒していく圧倒的な強さ。ただ、奪った最終兵器が彼女の母性本能を刺激したのか、敵味方関係なくなってしまって暴走しているだけに見えてしまい、その強さも今いち気持ちよくない。大義がないというか。

 

 

 CGを多用した凝った映像の中で繰り広げられる怒涛のアクション。たしかに凄いことは凄いのだが飽きてくる。もう少し緩急があると良かったのかも。ただラストの暗闇の中で炎の光だけを頼りに対決するシーンはなかなかで、最後に盛り返した感はある。

 

 もうひとつの問題点はラスボスがあまりパッとしなかったこと。やはり憎たらしいほどの存在感のあるラスボスじゃないと、主役も輝けない。

 

 大義のない私情によって地味なラスボスを倒しても、こちらは盛り上がれず、ただの傍観者になるしかなかった。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 カート・ウィマー

 

出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ/キャメロン・ブライト/ニック・チンランド/ウィリアム・フィクナー

 

ウルトラヴァイオレット - Wikipedia

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