★★★☆☆
あらすじ
地元の世界的ビール会社ハイネケンの経営者を誘拐した5人組。
アンソニー・ホプキンス、サム・ワーシントン、ジム・スタージェスら出演。実話をもとにした作品。95分。
感想
何かでちらっと予告編のようなものを見て、「大誘拐 RAINBOW KIDS」(1991)のように、誘拐された経営者のハイネケンが主導権を握って事を進めていくのかと思っていたのだが、全くそんなことはなく、普通の誘拐事件だった。実話をもとにしているのだから、誘拐以上のドラマチックな事なんてそうそう起きるわけがない。
勝手に誤解して勝手に肩透かしを食っていたというのもあるが、正直パッとしない内容の映画だった。誘拐、監禁、脅迫、現金の受け取りと、誘拐事件の手続きのほとんどが上手くいったのはすごく感心するのだが、それぞれの描き方がすべて中途半端だ。
警察の動きを詳細に描くわけでもなく、犯人の興奮や焦りを丁寧に描くわけでもなく、仲間同士の微妙な関係の変化も、誘拐した犯人とのやり取りもすべて断片的だ。誘拐事件の一部始終を描いているわりには、結局すべてがどうだったのかがよく分からない。なんで警察にばれたのかすら分からない。
結局、誘拐は上手くいったが仲間割れして駄目になっちゃったという、これまたよくある話だ。この映画はそんなよくある誘拐事件の何が描きたかったのだろうかと考えてしまう。
スタッフ/キャスト
監督 ダニエル・アルフレッドソン
脚本 ウィリアム・ブルックフィールド
出演
サム・ワーシントン/ジム・スタージェス/ライアン・クワンテン/ダヴィッド・デンシク -


