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「ブラッド・ファーザー」 2016

ブラッド・ファーザー(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 トレーラーハウスに住み、禁酒を続ける入れ墨師の元に、長年行方不明となっていた娘から連絡が入る。

 

感想

 娘が行方不明となりその身を案じながら暮らす男。「行方不明」と聞くと、誰かに連れ去られたのかとか、事件に巻き込まれたのか、と思ってしまったが、実際の所は家出ということらしい。「行方不明」と「家出」ではずいぶん印象が異なるので、紛らわしい。

 

 目元のアップから始まるメル・ギブソンの登場シーン。目元は皺だらけ、ひげ面でぼさぼさの髪、野暮ったい服装と、冴えないおじさんといった雰囲気なのに、それでも主役感のある存在感。不思議だ。

 

 

 事件に巻き込まれ、警察と組織に追われることになり、そんな父親に助けを求めた娘。主演がメル・ギブソンなので、娘は添え物になってしまいそうなものだが、ちゃんと彼女にも見せ場を作っていて、いいバランス。父親が往年のアクションスター、娘が今を時めくアイドルという配役の、こんな感じの父娘の映画をつくれば、色んな層を取り込めてヒットしそうだ。

 

 ギャングたちから娘を守るため、かつての裏社会で培ったコネや技術をフル活用する主人公。しかし、バイクも荒野もあまり必然性がないのに登場することに、ちょっとしたパロディを感じて可笑しい。ただ広大な大自然の風景は悪くない。少し緑がかった青空が良かった。

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 娘が捕まり、主人公は直接対決をするために敵方に乗り込んでいく。人質を取られ、一対多で武器もなく、圧倒的不利なのにどうするのだ?と思ったら、ただ無茶をするだけという。でもそれが男らしいメル・ギブソンならではで、爽快感があった。強引だなと思いながらも、どこかで納得しているというか、ニヤリとしてしまうというか。

 

 できれば最後はもっとハッピーなエンディングにして欲しかった気もするが、気軽に楽しめるアクション映画として悪くない。

 

スタッフ/キャスト

監督 ジャン=フランソワ・リシェ


出演 メル・ギブソン/エリン・モリアーティ/ディエゴ・ルナ/マイケル・パークス/ウィリアム・H・メイシー/ミゲル・サンドバル/デイル・ディッキー/トーマス・マン

 

ブラッド・ファーザー(字幕版)

ブラッド・ファーザー(字幕版)

  • 発売日: 2017/10/03
  • メディア: Prime Video
 

ブラッド・ファーザー - Wikipedia

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