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「青春の門」 1981

青春の門

★★★☆☆

 

 炭鉱の町で義理の母親に育てられた男の物語。

 

 主人公の話というよりも、主人公を通して見た炭鉱の町の人々の話。にしても炭鉱の町の人々は荒々しい。顔も体も真っ黒にしながら懸命に生きる。そして不満があれば命を懸けて戦う。高倉健が何かのインタビューで、子供の頃はそこらに死体が転がっているのを見た、と普通の顔で言っていたのを思い出した。

 

 そんな男たちとともに生きる女たちもたくましい。松坂慶子は美しい、と初めて思ったが、役柄のせいもあるのだろう。事故でいつ旦那が死ぬかもしれないという暮らし。夫が死ねばさらに苦しい生活になり、自分が死ねば子どもがつらい境遇に置かれてしまう。杉田かおる演じる少女の物語はただただ悲しい。

 

 ヤクザの親分が、入院生活を送っていた母親と結婚しようとしたのは、えっ?て思ったが、断られてもそのまま援助を続けていたので、まぁいいのか。主人公が大学にどのように受かったのか?とか、後半はだいぶ物語が端折られてる感じがあった。

 

監督 蔵原惟繕深作欣二


原作

青春の門(第一部)筑豊篇(講談社文庫)

青春の門(第一部)筑豊篇(講談社文庫)

 

 
出演 菅原文太松坂慶子

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杉田かおる若山富三郎鶴田浩二渡瀬恒彦小林稔侍/時任三郎石田純一梅津栄

 

青春の門

青春の門

 

青春の門 - Wikipedia

 

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