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「一命」 2011

一命

★★★☆☆

 

 狂言切腹が流行る江戸時代、一人の男が井伊家に切腹を願い出る。

 

 序盤の展開は良かったのだけど、中盤以降はイマイチ。中盤は貧しく切ない話が続き、侘びしくなる。後半にこの冷えた心を熱くしてくれるものがあれば良かったんだけど、昔ながらのチャンバラが見れただけ。みんなで一斉に切りかかればいいのに、って思う類のチャンバラ。まぁ様式美といえば様式美。

 

 市川海老蔵は、三船敏郎みたいかなと一瞬思ったけど、品の良さが滲み出ちゃっている感じ。時々セリフが歌舞伎的になってしまっているのが面白かった。あとなんでそんなにひそひそ声で喋るのか、気になった。

 

 侍の欺瞞を描こうとしたのだろうけど、かなり残酷なことはしてしまったとはいえ、井伊家の対応は間違っていたとは思えない。叶えてあげる必要もない望みを叶えてあげたのに、いやいや違うでしょ、そこは空気読んでよ、とか言われるなんて、面倒くさいの相手にしちゃったなーと同情しかない。そっちの事情なんて知らんがな、ってなる。

 

監督 三池崇史


原作 

一命 (講談社文庫)

一命 (講談社文庫)

 

 

出演 市川海老蔵瑛太満島ひかり竹中直人青木崇高新井浩文波岡一喜平岳大笹野高史中村梅雀

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音楽 坂本龍一

 

一命

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一命 - Wikipedia

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