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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「鍵」 1959

鍵

★★★★☆

 

 資産家夫婦とその娘、そして娘との結婚を考える若い医師、4人の思惑が交錯する。

 

 まず映像が格好いい。カラーだが白黒映画のようなシャープさがある。下手すると下衆で下品になりかねない内容を格調高く描いている。

 

 登場人物皆が何食わぬ顔で、エゴイスティックに動いている。特に男性陣二人のトボケっぷりがいい。そんな中で一番可哀想なのが娘。皆のエゴに利用され、必死に抵抗している。

 

 物語のキーになりそうなアイテムが登場して、これがラストで使われるとは思ったけど、あんな使い方をするとは驚きの結末だった。夫は気の毒だと思われそうだけど、でもきっとかなり幸せだったと思う。

 

監督/脚本 市川崑 

 

脚本 長谷部慶治和田夏十

 

原作

鍵 (中公文庫 (た30-6))

鍵 (中公文庫 (た30-6))

 

 

出演 京マチ子中村鴈治郎/叶順子 /仲代達矢北林谷栄 /浜村純 /中條静夫

 

音楽 芥川也寸志

 

撮影 宮川一夫

 

鍵

 

鍵 (1959年の映画) - Wikipedia

 

 

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