★★★☆☆
あらすじ
平和な街で起こった殺人事件。検察官と被害者の飼い犬がコンビを組み、犯人を追い詰める。
感想
いわゆる動物ものだが、こんな小汚い犬を使うなんてなかなか度胸がある。特にあのとめどなく流れるよだれは凄い。ひく。テレビで流したらきっと苦情殺到するレベルだ。
トム・ハンクス演じる主人公は、よく観察すればただ突然大声を出す人というだけだが、それが単純なのに面白い。犬との絡みも笑えた。犯罪捜査なんてやったことがないのに、それでもがんばる姿が微笑ましい。
何度も顔を合わせていた被害者が殺されたことに対するリアクションがほとんどない事とか、真犯人が誰か早い段階で分かっちゃう感じとか、気になる事はたくさんあるが、それは言っちゃ駄目なのだろう。なんせ犬と検察官がコンビを組んで犯人を捕まえちゃう映画なのだから。
スタッフ/キャスト
監督 ロジャー・スポティスウッド
脚本 デニス・シュリアック/マイケル・ブロジェット/ダニエル・ペトリー・ジュニア/ジム・キャッシュ/ジャック・エップス・ジュニア
出演 トム・ハンクス/メア・ウィニングハム/クレイグ・T・ネルソン/レジナルド・ヴェルジョンソン/ジョン・マッキンタイア/クライド・クサツ/ジム・ビーヴァー