★★☆☆☆
あらすじ
踊る事が好きでちゃんとしたダンスのレッスンを受けたいと考えている少女は、なかなかその行動を起こせずにいた。
感想
いかにも80年代の映画。音楽とダンス。にしても音楽がどうにも古臭い。まあ確かに古いのだが、ちょっと今聞くのはつらい。曲にも賞味期限があるのだなとつくづく思った。当時この映画を観て思い入れのある人にとっては違って聞こえるのだろうが。
踊ることが好きで、だけど勇気がなくてなかなかオーディションを受けられずにいる主人公をいつも力づけてくれるおばあさん。こういう人が一人いるだけでも心強く、自信になる。そんなおばあさんがある日突然死んでしまったのにリアクション薄すぎ。突然すぎて現実味がないにしてもあまりにもあっさりしている。
そしてダンスシーンであふれている映画かと思っていたがそうでもなかった。エンディングでえーっと声が出てしまうほどあっけない幕切れ。これで終わり?みたいな。まだ何も始まっていない。ためらっていた一歩を踏み出せた、素晴らしいスタートが切れた、という事なのかもしれないが、物足りなさが半端なく残った。
スタッフ/キャスト
監督 エイドリアン・ライン
脚本 トム・ヘドリー/ジョー・エスターハス
製作 ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー
出演 ジェニファー・ビールズ / マイケル・ヌーリー/リリア・スカラ/シンシア・ローズ/ベリンダ・バウアー
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