★★★☆☆
あらすじ
避暑地を訪れた一家の娘が、そこで働くダンサーに恋をする。
感想
ゲーム大会やスポーツ大会など様々なプログラムを用意する、この避暑地のシステムは面白い。あまり行きたい感じはしないが。今でもこういうことはやっているのだろうか。
訪れるのは裕福な家庭の者だけで、それを迎える避暑地で働く者たちには明確な区別がある。訪れる人たちと深く関わっていい学生のアルバイトと、それを禁じられているダンサーたち。あからさますぎて嫌な感じだが、これが社会の本音だ。
そんな禁じられたダンサーと少女の恋。それを認めない父親。他の女を妊娠させたと誤解をしていたせいもあるが、一番の理由はその身分の差なのは明らかなのに、二人の踊る姿が楽しそうだからというだけで認めてしまうのはどうだろう。あいにくこちらは踊りを見るだけでその人となりがわかるという能力を持ち合わせていない。なのでパーティやらなんやらですぐに踊り出してしまう国の人たちは、そんなことまで分かってしまうのかと感心してしまった。
というようにあまり中身のない映画だが、こういう映画は踊りと音楽を楽しむもの。その意味では普通に楽しめた。とくにソロモン・バークの曲が流れだすシーンは良かった。
スタッフ／キャスト
監督 エミール・アドリーノ
出演 ジェニファー・グレイ／パトリック・スウェイジ／シンシア・ローズ／ニール・ジョーンズ／ジェーン・ブルックナー／ウェイン・ナイト／ジェリー・オーバック／ケリー・ビショップ
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