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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「雨に唄えば」 1952

雨に唄えば(字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 サイレント映画のスターがトーキー映画に挑戦する。

 

感想

 サイレントからトーキーへの切り替わり時期はいろいろ苦労があったのだろう。今だとサイレント映画と聞くだけでちょっと身構えてしまうほど退屈なイメージがあるが、当時はトーキー映画に否定的な意見もあったというのが面白い。いつの時代も新しいものが出てくると必ず否定する人間が存在する。今だと何になるのだろう。否定的な意見も多いがやがて主流になっていくもの。それも結局時代が経たないとわからない。

 

 あまりにも有名な雨の中で歌い踊るシーン。このシーンはやっぱり良かった。曲もいいし、ダンスもいい。雨も気にならないぐらいうれしい気持ちが伝わってくる。だが、あとはおおむね退屈。

 

 

 なんでヒロインは最初、映画に興味がないなんて言ったのだろう。それからサイレント映画の人気女優はなんだか気の毒だ。性格が悪かったからあれだが、そんなにヒールにならなきゃいけないほどではない。声が変なだけで。

 

スタッフ/キャスト

監督/出演 ジーン・ケリー

 

監督 スタンリー・ドーネン

 

脚本 アドルフ・グリーン/ベティ・カムデン

 

出演 デビー・レイノルズ/ドナルド・オコーナー/ジーン・ヘイゲン/ミラード・ミッチェル/シド・チャリシー/リタ・モレノ

 

雨に唄えば(字幕版)

雨に唄えば(字幕版)

  • ジーン・ケリー
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雨に唄えば - Wikipedia

 

 

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