★★★★☆
あらすじ
弁護士の女が仕事をクビになり、法律を変えるために政界に挑む。
シリーズ第2作。原題は「Legally Blonde 2: Red, White & Blonde」。
感想
主演のリーズ・ウィザースプーンはこういう役がぴったりだ。完璧な美人がこういう楽観的で能天気な役をやってしまうと、非の打ちどころがなさ過ぎて嫌味に感じ、反感を買いそうだが、彼女ぐらいの容姿ならそれが愛嬌に感じてちょうどいい。親近感が感じられる。
難しく考えないで楽観的にポジティブに、ハッピーを追い求めていくと意外といい結果が訪れるかも、という気にさせてくれる映画だ。
良く考えてみると彼女を救うのはコネクションなのだが、それでもそれは彼女の性格が築いたコネクションだ。だから打算的でなく、彼女のように純粋な気持ちで心から応援してくれる。途中の馬鹿騒ぎはちょっとしんどいが。
それに引き替え政治家は、長い間やっていると政治家でいることが重要なのか、信念を通すことが重要なのか、本人ですら訳が分からなくなっている。信念を通すためには政治家であり続けることが重要だ、という論理なのだが、そんなに山ほどやりたいことが本当にあるものだろうか。
本当に実現させたいことなんてきっと一つか二つしかないはずなのだから、それのみに集中すればいいのに、と気の毒になる。そしてやりたい事やってさっさと辞めた方が、変な争いに巻き込まれて晩節を汚さずに済むのに。
スタッフ/キャスト
監督 チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
製作総指揮/出演 リース・ウィザースプーン
出演
サリー・フィールド/レジーナ・キング/ブルース・マッギル/ダナ・アイヴィ/ボブ・ニューハート/メアリー・リン・ライスカブ/ジェニファー・クーリッジ/ジェシカ・コーフィエル/マシ・オカ
キューティ・ブロンド/ハッピーMAX - Wikipedia
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