★★★☆☆
あらすじ
新たに起こったミュータント全滅作戦に立ち向かう。
感想
前作よりは出来がいい。アクションも見応えがあるし、話にも深みがある。でもやっぱり特殊能力を持った人たちに感情移入が出来ない。その特殊能力もばらばらで、ミュータント同士でもこいつ気持ち悪い、とか思ってそうだし。でもよく考えたら「サイボーグ009」と同じスタイルだ。
それぞれが超一流の腕を持った強盗団みたいに、それぞれが特殊能力を活用して闘うなら面白みがあるとは思うのだが、目から炎が出るとか触るだけで相手の力を奪えるとか、今いち使用用途があいまいな能力だからワクワク感がない。だからこそ皆苦悩しているのかもしれないが。十分に自分の能力を活用しているのは、様々な人物に姿を変えられるミスティークくらい。それからキャラクターが能力以外は皆一様。おとなしくてまじめ。もっと陽気な人がいたりしてもよさそうなものなのに。
でも結局自分がこのタイプの映画が合わないだけ。楽しめる人は楽しめるのだろう。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/製作総指揮 ブライアン・シンガー
脚本 マイケル・ドハティ/ダニエル・P・ハリス
原案 デヴィッド・ヘイター/ザック・ペン
原作 Marvel Graphic Novel #5: X-Men: God Loves, Man Kills (Marvel Graphic Novel (1982)) (English Edition)
製作総指揮 アヴィ・アラッド/トム・デサント/スタン・リー/ケヴィン・ファイギ
出演 ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/パトリック・スチュワート/イアン・マッケラン/ファムケ・ヤンセン/ジェームズ・マースデン/アンナ・パキン/ショーン・アシュモア/アーロン・スタンフォード/アラン・カミング/レベッカ・ローミン/ブライアン・コックス/ブルース・デイヴィソン/ケリー・ヒュー/タイ・オルソン/ダニエル・クドモア/ジェームズ・カーク
音楽/編集 ジョン・オットマン
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