★★★★☆
内容
感想
日本映画でもこれぐらいのクォリティの映像が撮れるのかと感心した。空襲の後の焼け野原とか、終戦直後に銃を埋める森の中のシーンとか。
戦争になるとまずは身内に注意しないといけない。非国民と疑われないための行動や態度を示すことが何よりも大事だ。しかしこれでは何と戦っているのか、わけがわからない。
舞台は神戸で、この近くでは「火垂るの墓」の世界が存在していたのだと思うと、人の人生なんて運のようなもので決まっていくのだなとつくづく思う。少年Hも家族が全員無事でなければ、違う結末を迎えたのかもしれない。
それから、2階建ての家なのにどうして1階だけで生活しているのか気になった。
スタッフ/キャスト
監督
脚本 古沢良太
出演 水谷豊/伊藤蘭/小栗旬/早乙女太一/原田泰造/佐々木蔵之介/岸部一徳/山中崇史/濱田岳/山谷初男/でんでん/前野朋哉