★★★★☆
あらすじ
銀行のセキュリティ専門家が家族を人質に取られ、銀行から大金を送金するよう迫られる。
感想
なかなか緊迫感のある展開でハラハラさせられるが、前半の殆どの時間帯で、主人公がほぼ言いなりにならざるを得ない状況が続き、フラストレーションが溜まる。
終盤になり、犯人が目的を果たし、家族を殺されたと思った主人公がようやく反撃に出る。ここでようやく主人公のターン。しかし、もうちょっと序盤に何とかできる方法があったんじゃないかとも思う。自分のじゃなくて、他人の携帯を使って誰かに連絡するとか。追い詰められているから、そこまで考えることができなかったということもできるが。
そして犯人もちょっと優しすぎるように思えた。人質は三人もいるんだから、もっと酷いこともできた。まぁここで想像するような酷いことをしていたら、映画としては楽しめなくなっていたかもしれないが。
犯人と肉弾戦の対決をしなきゃいけないなんて、銀行員も大変だ。潔いラストだった。
スタッフ/キャスト
監督 リチャード・ロンクレイン
出演
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ポール・ベタニー/ヴァージニア・マドセン/ロバート・フォスター/ロバート・パトリック