★★★☆☆
あらすじ
どうしてもクリスマス休暇を一人で過ごしたくない男は、かつて家族とともに過ごした家を訪れ、現在その家に住む家族と休暇を過ごすことにする。原題は「Surviving Christmas」。
感想
あまり笑いが多くないコメディ映画だ。主人公に家族のふりをするよう頼まれるも拒絶した一家の父親が、大金を提示されたらあっさりと引き受けたのが面白かったくらいか。やっぱり金の力は偉大だ。
一家が主人公をなんとなく受け入れていく過程と、その家族が破綻していく過程が同時に描かれるので、どうにも物語の進行がチグハグだ。一旦、家族は再生しそうになるが思わぬ形で破綻してしまう。その破綻の責任が主人公にあるとは言いきれないから、主人公の存在する意味は何?となってしまう。
そもそも主人公がクリスマスを家族と過ごさない理由を正直に話せば何の問題もなかった。誰も彼を責めることなんかできなかったはずだし、彼も隠す必要は全然なかった。
スタッフ/キャスト
監督 マイク・ミッチェル
出演 ベン・アフレック/ジェームズ・ガンドルフィーニ/クリスティナ・アップルゲイト/キャサリン・オハラ/ジョシュ・ザッカーマン/ビル・メイシー/ジェニファー・モリスン/ウド・キア/デヴィッド・セルビー/スティーヴン・ルート