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「行きずりの街」 2010

行きずりの街

★★☆☆☆

 

あらすじ

 行方不明になった教え子を探しに東京にやってきた塾講師。

 

感想

 主人公が何を考えているか良くわからない、はっきりしない男で、キャラクターがまずいのか、演じる仲村トオルの演技が下手なのか、判断が難しい。

 

 主人公が探偵のような第三者的立場で行方不明の元教え子に起きた出来事を追っていくのかと思ったら、主人公自身もワケありだったという展開。塾講師の割には高い調査スキルでぐいぐいと元教え子を追う。と思ったら、突然昔の女に会いに行ったり、かつて勤めていた学校の不審死事件に急に興味を持ったりと謎の行動。本気で元教え子を探す気があるのかと疑ってしまう。

 

 

 そしたらなんと、昔の女の件と不審死事件と元教え子の件が一つにつながるというまさかの奇跡。そういうことなら、逆に知ってたの?と疑いたくなる程、主人公は的確な行動を取っていたということになる。

 

 結局主人公は二兎を追って二兎を得ることができた。運が良かったというよりは、こうなる前提で動いていたとしか思えなくて納得できず、モヤモヤしたものが残る。

 

スタッフ/キャスト

監督 阪本順治

 

脚本 丸山昇一

 

原作 行きずりの街 (新潮文庫)

 

出演 仲村トオル/小西真奈美/南沢奈央/菅田俊/佐藤江梨子/谷村美月/杉本哲太/ARATA/窪塚洋介/石橋蓮司/江波杏子/うじきつよし/でんでん

 

行きずりの街

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