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「もっともあぶない刑事」 1989

もっともあぶない刑事

★★★☆☆

 

あらすじ

 時効寸前の事件を追ううちに、背後にある巨大な陰謀に気付いた刑事コンビ。

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 シリーズ第3作目。 104分。

 

感想

 今回は主演の二人が別行動をするシーンが多い。二人の名コンビぶりだけではなく、それぞれの良さもちゃんと見せようという意図だろうか。そして仲村トオル演じる後輩刑事がいつもより活躍している。拳銃を取り上げられた主人公らのために、彼が米軍から武器を調達しようとするシーンは笑った。あり得ないしとんでもない事なのだが、全然わかっていない感じで平気な顔でそれをやってしまうのが面白い。

 

 今回はヤクザと結託する県警幹部が相手で、県警を動員して主人公たちを消そうとする。動員された警察官たちが普通に発砲しまくるのが新鮮だった。これがアメリカだったらただの日常で、別になんてことはないのだろうが。

 

 

 そして実際に二人の前に立ちはだかるのは、ヤクザが雇った不死身の殺し屋だ。二人を窮地に陥れてしまうほど確かに強いのだが、一言もしゃべらない。そういうキャラ設定で不気味さを醸し出そうとしたようだが、あまりそれは成功しているとはいえなかった。どちらかというとそのせいで存在感がなくなってかなり地味だ。おかげであまり対決シーンは盛り上がらなかった。その背後にいる黒幕の暴力団のボスも、県警幹部もあまり悪者的なムーブをしないので、こちらもほぼ盛り上がり要素はない。

 

 それからその他の殺し屋の中に、マッドマックス風の衣装を着た人間がおり、そのあまりのコスプレ感に笑ってしまった。もしかしたら意識していたのは、マッドマックスではなく北斗の拳の方かもしれないが。

 

 警察と暴力団という2つの巨大組織に主人公たちが立ち向かう、シリーズに一区切りをつける作品にふさわしい筋書きだ。まさかの展開にいつものメンバーたちが呆然とする様子を順番に映し出しながら、その役者の名前のクレジットを出していくエンディングは、グランドフィナーレ感があってとても良かった。そして、そんな皆のショックや戸惑いを吹き消すような、最後の主人公二人のリアクションも「あぶない刑事」らしさが溢れていて憎い演出だ。なかなか良い締めくくりだった。

 

スタッフ/キャスト

監督 村川透

 

出演 舘ひろし/柴田恭兵/浅野温子/仲村トオル/木の実ナナ/ベンガル/山西道広/真梨邑ケイ/苅谷俊介/中原丈雄/寺島進/中条静夫

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