BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」 2017

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 舞台は1995年、紛争末期のサラエボ。敵地の湖の底にナチスの金塊が眠っていることを知ったネイビーシールズたち。

 

感想

 無茶をしながらもしっかりと成果を上げるネイビーシールズの五人。冒頭の戦車で暴れまわって、最後は川に突っ込んでいくシーンは痛快だった。

 

 本来であれば、メンバーのキャラクターを説明するようなシーンがもっとあってもいいような気がするが中途半端。個は見えてこず、最後まで豪快な5人組というくくりで観ることになった。変に説明的になって物語を停滞させたくない、という意図があったのかもしれない。ノリの良さを優先して、色々とカットされているような気がした。

 

 

 メインの金塊を奪うシーンは、ほとんどが水中のシーン。正直、何をやっているのか分からないシーンもあったが、大量の金塊を発見し、運搬する様子は緊迫感があった。その裏では敵による捜索も行われていて、最後はどうなるのだろうと冷や冷やしていたら、意外とあっさりとした決着。だけど、その呆気なさが逆に良くて、笑ってしまった。気分が良い。

 

 そして、あまりキャラが立っていない登場人物たちの中で、一番目立っていたのが、J・K・シモンズ演じる彼らの上司である少将。建前上は問題ばかりの彼らを怒鳴り散らしながらも、常に温情ある差配をしている。最後も粋な計らいを見せ、まるで「少将と5人の海兵たち」みたいな構図。そのままシリーズ化してもいいのではと思わせるような面白いチームだった。

 

スタッフ/キャスト

監督 スティーヴン・クォーレ


脚本/製作 リュック・ベッソン

 

出演 サリバン・ステイプルトン/チャーリー・ビューリー/シルヴィア・フークス/ジョシュア・ヘンリー/ユエン・ブレムナー/J・K・シモンズ

 

音楽 エリック・セラ

 

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(字幕版)

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(字幕版)

  • 発売日: 2018/06/06
  • メディア: Prime Video
 

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! - Wikipedia

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ! 【字幕版】 | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com