★★★☆☆
あらすじ
大学内で嫌われているサークルの面々が起こす数々の騒動。
感想
ジョン・ベルーシが大活躍するのかと思っていたが、そうでもなかった。それなりに笑えるコメディ映画。
一番気に入ったのはパーティーでのライブシーン。後の「ブルース・ブラザーズ」を想起させるような面白く、楽しいライブシーンに仕上がっている。もっとこのライブシーンを見たかった。
ちなみに登場する「オーティス・デイ・アンド・ザ・ナイツ」は実在するわけではなく、この映画の中だけのバンド。実際に歌っているのもロイド・ウィリアムズで、演じるデウェイン・ジェシーは口パクしているだけだそうだ。
学生によく見られる、馬鹿馬鹿しいことに情熱を傾けるあの熱意はなんなのだろう。無意味だからこそ意味がある、みたいな。いつまでもこういう事を楽しめる人間でありたいものだ。
馬鹿馬鹿しさがあふれるラストではあったが、ちょっと馬鹿馬鹿しさが足りない気がした。呆れるほどの馬鹿馬鹿しさが欲しかった。
それからDVDの特典についている登場人物たちのその後をドキュメンタリー風で見せる演出が面白かった。
スタッフ/キャスト
監督 ジョン・ランディス
脚本 ハロルド・ライミス/ダグラス・ケニー/クリス・ミラー
製作 マッティ・シモンズ/アイヴァン・ライトマン
出演 ジョン・ベルーシ/ティム・マシスン/ジョン・ヴァーノン/ピーター・リーガート/ブルース・マッギル/カレン・アレン/トム・ハルス/スティーヴン・ファースト/マーク・メトカーフ/ケヴィン・ベーコン/ジョン・ヴァーノン/ドナルド・サザーランド/デウェイン・ジェシー
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