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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「クラッシュ」 2004

クラッシュ (字幕版)

★★★★☆

 

 ある殺人事件に至る24時間の出来事。

 

 これを見ていて驚かされるのはアメリカではまだ人種差別が平然と残っているのだなっていう事だ。確かに差別が公になくなってからまだ百年も経っていないわけで公に差別してきた人たちはまだ生きているし、ある日突然無くなる程簡単な事ではない。それでもわりとそれを簡単に口に出したり態度に表すことが許される空気が存在していることに軽くショックを受ける。

 

 物語は登場人物たちが様々な表情を見せながら交錯していく。マット・ディロンはある時は差別主義者の警察官であり、ある時は任務に忠実な警察官であり、父親を思いやる心優しい息子でもある。互いの持つ色々な面と面があるときは温かくある時は冷たく合わさってエンディングへと向かっていく。

 

 ずっと何ともいえない気持ちでこの映画を観ていた。決して登場人物たちの衝突が良い方向に向かっているわけではなく偶々そうなったっというだけの事でしかない。だから次にどう転ぶかが分からない。万事塞翁が馬としか言いようがないストーリー進行。リアルな世界ではこれが普通ではあるんだけど、ラストはそうなっちゃうのかという本当に何とも言えない気持ち。

 

監督/脚本/原案/製作 ポール・ハギス

 

製作/出演

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出演 サンドラ・ブロックマット・ディロン / ブレンダン・フレイザー / テレンス・ハワードリュダクリスタンディ・ニュートンライアン・フィリップ

 

クラッシュ (字幕版)

クラッシュ (字幕版)

 

クラッシュ (2004年の映画) - Wikipedia

 

 

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