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BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「バイバイ、ブラックバード」 2010

小説 ★4

バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)

★★★★☆

 

 5股をかけていた男が、すべての女性と別れるために彼女たちの元を訪れる。

 

 5股とかすごい設定にしてきたなと思うけど、それぞれのエピソードが、毛並みが違って面白い。そしてその別れ話全てに付き合うことになった、口の悪い巨漢の女に次第に親近感がわいてくる。

 

 その彼女の言葉で、深刻な病気かもしれない女性を心配する主人公への言葉は、痛いところを突いてくる。他人への心配って、実は結局自分への心配でしかなかったりする。誰かが病気で死んでしまったら、もうその人に会う事も出来なくなってしまう自分への心配。誰かがつらい状況に沈んでしまったら、これまでのようにその人と付き合いにくくなってしまう自分への心配。よくよく分析してみるとなんて身勝手な心配なんだろうとあきれてしまう。心配されたとしても結局そういう事なんだろうと、皮肉な気持ちになってしまう。だけどさらに考えると、相手はそれまでの自分に好意を持っていてくれていたって事で、そんなにひねくれた気持ちになる必要はないのかもしれない。

 

 強引にこれまでのエピソードをつなぎ合わせて出来過ぎた結末にするのではなく、その後どんなことが起きたのだろうと、少しワクワクするような、そんな気持ちになれるエンディングが好印象。

 

著者

bookcites.hatenadiary.com

 

バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)
 

 

登場する作品

bookcites.hatenadiary.com

  

 

ルパン三世 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)

ルパン三世 (1) (双葉文庫―名作シリーズ)

 

 

ドラゴンボール (巻1) (ジャンプ・コミックス)

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ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス)

ドカベン (1) (少年チャンピオン・コミックス)

 

 

 

 

バイ・バイ・ブラックバード(ライヴ)

バイ・バイ・ブラックバード(ライヴ)

 

 

登場する人物

bookcites.hatenadiary.com

アブドーラ・ザ・ブッチャー / 村田兆冶 / マザー・テレサ / アーノルド・シュワルツェネッガー /

 

バイバイ、ブラックバード」に関連する作品
グッド・バイ
 

 

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