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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「アウトロー」 2012

★★★★☆ あらすじ 無差別殺人で逮捕された容疑者を捜査する刑事の前に、一人の男が現れる。 感想 相変わらずパーフェクトなトム・クルーズ。彼は普通のおじさんの役とかやるつもりはないのだろうか。たしかにサマになっているのだが、いい加減違う役を観たい気…

「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」 2015

★★★☆☆ あらすじ お金アレルギーの男が、お金を使わず生きるため、限界集落寸前の村に移住する。 感想 「ジヌ」って何?と思ったがそういうことか。これは東北の人はすぐにピンとくるのだろうか。 序盤からギャグが満載でめちゃくちゃ面白い。片桐はいりが意…

「ブロークバック・マウンテン」 2005

★★★☆☆ あらすじ 季節労働で働く二人の男が一線を越える。 感想 ゲイの映画なのだが、二人共普通に結婚しているし、なんでそっちの道にいったのか良くわからないところはある。大自然の中で、二人きりで、という特別な環境にいたとしても。 しかし相手が男だ…

「百円の恋」 2014

★★★★☆ あらすじ 引きこもっていた女が、家族とのいざこざから家を出て、アルバイトを始める。 感想 このタイトルからは想像がつかなかったが、ボクシング映画だ。安藤サクラの突然のキレッキレの動きに驚いてしまった。しかし、ボクシング映画をみると条件反…

「SOMEWHERE」 2010

★★★★☆ あらすじ ホテルで暮らす映画スターが、前妻との娘をしばらく預かることになる。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞。 感想 劇的なことは起こらず、淡々と描かれていく。というか、いろいろな事は起こるが、主人公に感情の起伏が見られないといったところ…

「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」 2014

★★★☆☆ あらすじ 大家族の末っ子の少女が様々な経験を通して成長する。 www.youtube.com 感想 関西弁の芦田愛菜の可愛さだけでほとんど突き進んでいるような映画だ。その他の子役たちもそれなりに演技がうまかったが。 なんとなく言いたいことはわかるのだが…

「世界にひとつのプレイブック」 2012

★★★☆☆ あらすじ 妻の不倫相手に暴行し、精神病院に入院していた男が退院し、別れた妻とよりを戻そうとする。原題は「Silver Linings Playbook」 感想 序盤はウディ・アレンの映画のような、早口でまくし立てる展開で戸惑ったが、次第に慣れてきた。しかしア…

「色即ぜねれいしょん」 2009

★★★★☆ あらすじ 不良にも優等生にもなれない文化系の高校生が、夏休みに隠岐の島のユースホステルに向かう。 感想 ここに出てくる大人たちが皆魅力的だ。全然勉強は教えてくれないが、女や音楽のことは教えてくれる家庭教師や、規律違反をしでかした主人公た…

「ミュンヘン」 2005

★★★★☆ あらすじ ミュンヘンオリンピック事件で自国選手を殺害されたイスラエルは、報復としてテロの首謀者たちを暗殺するチームを組織する。 ミュンヘンオリンピック事件 - Wikipedia 感想 ミュンヘンオリンピック事件自体を描くのかと思っていたら、その後…

「コトラー8つの成長戦略 低成長時代に勝ち残る戦略的マーケティング」 2013

★★★★☆ 感想 低経済成長下でも成長を維持するための戦略がまとめられている。こういうマーケティングの本はあまり読んだことがなかったが、企業は成長を続けないといけないという前提はしんどい。これぐらいの利益があるからもう充分、というわけにはいかない…

「愛のむきだし」 2009

★★★☆☆ あらすじ クリスチャンの家庭に育つも、神父である父親との問題で非行に走る高校生が、一人の女子高生と出会う。 感想 実話を基にしているというが、どのあたりまでが実話なのだろうか。まぁそれはいいとして、とにかく長い。4時間弱あって、面白くな…

「凶悪」 2013

★★★★☆ あらすじ 雑誌編集部に、死刑判決を受けて控訴中の男から手紙が届く。 感想 ピエール瀧とリリー・フランキーが楽しそうに見えるのは気のせいだろうか。演技とは分かっているけども、実に生き生きとしているように見える。 ピエール瀧演じる男のような…

「マネーボール」 2011

★★★★☆ あらすじ 中心選手が移籍してしまうも、新たな選手獲得のための十分な予算がないアスレチックスのGMは、独自の選手評価システムを導入する。 ニューエラ (New Era) 59フィフティ キャップ - 本物 オークランド・アスレチックス (Oakland Athletics) 緑…

「ノーカントリー」 2007

★★★☆☆ あらすじ 多数の死体が転がるドラッグの取引現場跡をたまたま見つけ、そこにあった大金を持ち出した男が、殺し屋に追われる。 感想 冒頭の保安官が、ナレーションの主だと思わせておいて、すぐに殺されてしまうのが面白い。こんな風に所々に小憎たらし…

「カリスマ」 1999

★★★☆☆ あらすじ 人質籠城事件で犯人と人質を共に死なせてしまった刑事が、森に向かう。 感想 正直、よく分からなかった。寓話的というか、暗示的というか。人がそれぞれの目的のために生きれば、衝突は避けられず、最終的には皆死んでしまう。なので、犯人と…