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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「マッチポイント」 2005

マッチポイント (字幕版)

★★★★☆

 

感想

 とりあえずスカーレット・ヨハンソンが魅力的。彼女を見るだけでも価値がある。そしてそれだけではなく、映画の内容も意味深で見応えがある。

 

 金持ちの女と結婚し、その彼女のコネクションでいい生活を手にいれた男にとっては、彼女との結婚生活を維持するのは当然のことだ。自分でもそうする。たとえ別に本当に好きな女性が現れたとしても。

 

 

 離婚を約束しながらも、なかなかそれを実行しない男に苛立ち、口うるさくなっていくスカーレット・ヨハンソン演じる女がリアル。浮気なんかするとこうやって泥沼に沈んでいく。

 

 そしてその結末。映画の序盤で主人公がドストエフスキーの「罪と罰」を読んでいたのが脳裏をよぎった。主人公の傲慢ともいえる言い訳が印象的。

 

 冒頭で「運」について語られ、セリフの中でも運が良い、悪いという言葉が何度も登場する。ほんの少しの運で人生は決まっていく、そんな思いにさせられる映画だ。

 

スタッフ/キャスト

監督・脚本

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出演 ジョナサン・リース・マイヤーズ/スカーレット・ヨハンソン/エミリー・モーティマー/ブライアン・コックス/マシュー・グッド/ペネロープ・ウィルトン/ユエン・ブレムナー

 

マッチポイント (字幕版)

マッチポイント (字幕版)

 

マッチポイント (映画) - Wikipedia

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登場する作品

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

登場する著名人

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