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「アウトロー」 1976

 

アウトロー(字幕版)

★★★★★

 

あらすじ

 妻子を殺された男が復讐のために仇を追う。

 

感想

 相変わらずクリント・イーストウッドがカッコいい。

 

 孤高の一匹狼というイメージがある「アウトロー」なのに、桃太郎のように次々と仲間が増えていくのが面白い。それもクリント・イーストウッド演じる主人公の人柄なのだが。寡黙で人当たりが良いわけでもないが、その行動でみんなに頼られていく。

 

 

 ストーリーもそれぞれのセリフも粋でいい。ちゃんと伏線が効いていて気持ちいいくらいだ。決戦を前に自分の心情を語りだす主人公が、そんな柄でもないとばかりに、相棒のインディアンにすかされるシーンは、思わずニヤリとしてしまった。

 

 最後に一人で敵に立ち向かう主人公の背後から、寝ているはずの仲間たちが一斉に銃を出し、援護する場面は胸が熱くなった。

 

 復讐は絶対にあきらめないが、基本的には互いに争わずに過ごしたい、という主人公の思いが伝わるような映画だった。面白かった。

 

スタッフ/キャスト 

監督/出演

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脚本 フィリップ・カウフマン/ソニア・シャーナス

 

原作 The Outlaw Josey Wales (Classic Film Collection)

 

出演

チーフ・ダン・ジョージ/サム・ボトムズ/シェブ・ウーリー/マット・クラーク/ソンドラ・ロック/ウィル・サンプソン/ジョン・ヴァーノン

  

アウトロー(字幕版)

アウトロー(字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

アウトロー (1976年の映画) - Wikipedia

 

 

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