★★★★☆
あらすじ
小さな町の映写技師と、ふとしたきっかけで彼の手伝いをすることになった子供との心の交流。
アカデミー賞外国語映画賞。イタリア映画。124分。
感想
評判の高い映画だ。おかげで見る前にハードルを上げて、構えて観てしまった。そうやって見てしまうと大抵の映画はそんなにか?と思ってしまうものだが、これもそうだった。いい映画ではあったのだが。
一日中テレビを見たり、インターネットをしたりしていると、この映画のように映画館であんな風に楽しめなくなってしまう。今だと逆に映画の中の世界にあった街並みや景色を現実に見に行った方が感動する。もうどんなに異国の風景や人々を映像で見ても心動かされることはほとんどない。ある意味では当時の人たちは幸せだったのかもしれない。
正直ラストシーンは読めてしまった。とは言ってもあまりにも序盤の伏線だったので半分忘れかけていたが。ああそれだったね、という感じだ。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 フィリップ・ノワレ/サルヴァトーレ・カシオ/マリオ・レオナルディ/ジャック・ペラン/アニエーゼ・ナーノ/レオポルド・トリエステ
音楽 エンニオ・モリコーネ/アンドレア・モリコーネ
この作品が登場する作品