★★★★☆
子供たちのためにと田舎で暮らし始めたのに、子供たちが成長してその場所を離れ、母親一人が残されるっていうのは寂しい。
雨と雪のようなあからさまに他者との違和感を持つことはないにしても、自分が何者でどう生きていくべきかということは、誰もが思春期に思い悩むことだ。そしてここから皆同じに見えた人生に変化が訪れる。気付かないうちにいつの間にか。
ジブリの映画にも言えるが、どう見てもキャラクターとかアニメの絵面なんだけど、時折実写かと見まがうような映像に圧倒される。大雨の時の車の走る表現とか。
監督/脚本 細田守
原作
出演(声)