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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「シモーヌ」 2002

シモーヌ(字幕版) 

★★★☆☆

 

あらすじ

 主演女優が降板してしまい、代役も立てられない映画監督が、CGで作った女優を使って映画を完成させる。

 

感想

 たった一作で爆発的な人気になる女優というのはリアリティーがない。しかもそれがCGなんてなおさらだ。このあたりは基本コメディーの映画なので言ってもしょうがないが。

 

 監督が作った映画が、いかにもつまらなさそうな、難解そうな映画で笑ってしまう。絶対大ヒットはしないだろうと。だが内容はともかく、女優の魅力だけでヒットしてしまうとか、勢いのあるスターは何やっても評価されてしまうとか、作り手のジレンマが吐露されているようにも感じる。

 

 

 大爆笑することはないのだが、ニヤリとするような皮肉のきいたシーンが所々にはあった。CG女優が重荷になって消去したのに、完全に消滅することはなく、簡単に蘇ってしまうのが今のデジタル時代の怖さを物語っている。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 アンドリュー・ニコル

 

出演

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レイチェル・ロバーツ/キャサリン・キーナー/エヴァン・レイチェル・ウッド/ジェイ・モーア/プルイット・テイラー・ヴィンス/ウィノナ・ライダー/ジェイソン・シュワルツマン/ダニエル・フォン・バーゲン/*イライアス・コティーズ

*ノンクレジット

 

シモーヌ(字幕版)

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シモーヌ (映画) - Wikipedia

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