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「愛と誠」 2012

愛と誠

★★★★☆

 

 幼少の頃に自分を助けるために額に傷を負った少年と再会し、彼に一途な想いをぶつける女子高生。

 

 どうせ真面目に描いても滑稽さを感じてしまう劇画の原作を、それならと敢えて昭和歌謡のミュージカルシーンやコミカルなシーンを挿入することで上手く料理している。よくパロディにもされてしまうことからも分かるように、皆が真剣すぎて逆におかしみが出てきてしまう劇画の世界観を、別に我慢せずに笑ってもいいんですよと免罪符を与えているような気がした。原作を好きな人はどう評価するかわからないが、個人的には嫌いじゃない。

 

 皆個性的な登場人物の中で、岩清水役の斎藤工が一番目立っていた。有名なセリフもそうだが笑いも取れるし、熱くもしてくれる。まぁでも報われないとわかっている愛に一生懸命、という役は当然滑稽でもあり、感動的でもあるのだが。現実世界ではなりたくない役柄だ。それとは逆に早乙女愛役の武井咲はあまり見せ場がなかったような。大野いとのほうが見せ場が多かった。

 

 少し冗長に感じる部分もあったが、ミュージカルシーンも面白いし、笑えるし、そしてなんだかんだで最後はちゃんと愛と誠の劇画の世界に観客を引きずり込めていたような気がする。

 

監督 三池崇史

 

脚本 宅間孝行

 

原作 愛と誠(1) (講談社漫画文庫)

 

出演

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武井咲/加藤清史郎/斎藤工大野いと安藤サクラ伊原剛志前田健余貴美子一青窈市村正親

 

音楽 小林武史

 

愛と誠

愛と誠

 

愛と誠 - Wikipedia

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