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「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」 2015

ビッグゲーム 大統領と少年ハンター(字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 村の通過儀礼としてフィンランドの森の中で単独の狩りを行なっていた少年は、乗っていた飛行機がテロリストに撃墜され、緊急脱出していた米国大統領と出会う。

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感想

 少年が村の通過儀礼である単独での狩りに向かおうとするところから映画が始まる。少年の高揚感や不安、父親との絆などが描かれるのだが、正直、知らないキャストばかりということもあって少々退屈だった。物語の前提となる部分なので、無いと困るシーンではあるのだが。

 

 そんなフィンランド側の描写が終わり、外交に向かうサミュエル・L・ジャクソン演じる大統領らが登場する場面に切り替わってようやく面白くなってきた。大統領機が襲撃されて墜落し、大統領が緊急脱出するわけだが、この一連の描写が、焦らしてハラハラドキドキさせることもなく、妙にあっさりとしていた。もうちょっともったいぶってもいいのに、と思ってしまった。

 

 

 そして脱出した大統領と少年が出会う。フィンランドにいるくせに、大統領が「この乗り物は今からアメリカのものだ」などと言っちゃうあたりはアメリカの傲慢さがよく表れているが、時にコミカルなやり取りを交えつつ、二人が絆を深めながらテロリストの追手から逃れる様子が描かれていく。少年が毛布にくるまった大統領を乗せて4輪バギーを走らせるシーンなどは、まるで「E.T.」のワンシーンのようで面白かった。

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 おそらくこの出来事を通して少年の成長する姿を描きたかったのだと思うが、何の脈絡もなく少年が強気になったり弱気になったりするだけなので、着実に成長しているようには感じなかった。でもこの年代というのはそんなもので、それを繰り返しているうちに少しずつ成長していくものなのかもしれない。大統領も頼りになるのかならないのかよく分からない感じで、その場しのぎの対応をしていたらなんとなく助かっしまったという印象だ。能動的に動いたわけではないので、あまり爽快感はなかった。この映画は全体的にあっさりとしている。

 

 ただ、サミュエル・L・ジャクソンが、この映画でもちゃんと「マザーファッカー」と言ってくれたので、少し心が落ち着いた。

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スタッフ/キャスト

監督/脚本/原案 ヤルマリ・ヘランダー

出演

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オンニ・トンミラ/フェリシティ・ハフマン/ヴィクター・ガーバー/テッド・レヴィン/ジム・ブロードベント/レイ・スティーヴンソン

 

ビッグゲーム 大統領と少年ハンター - Wikipedia

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