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「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」 2021

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(字幕版)

★★☆☆☆

 

あらすじ

 資格失効中の有能なボディガードの男は、かつて警護した殺し屋とその妻と共に、テロリストからヨーロッパを守る作戦に協力させられる。

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 2017年の映画「ヒットマンズ・ボディガード」の続編。116分。

 

感想

 資格停止中のボディガードと殺し屋の男、そしてその妻が協力し、テロリストと対決するアクションコメディだ。冒頭の主人公と殺し屋たちの関係の説明がずいぶんと粗いなと思っていたら、この映画は続編だった。前作を見た人が概要を思い出すための説明だから粗いのも当然だった。ただコメディなので、前作を見ていなくてもほとんど支障はない。

 

 序盤はサルマ・ハエック演じる殺し屋の妻のはじけっぷりで引っ張っていく。女だからとナメてかかって来る男たちを絶対に許さず、状況を考慮することなく反撃していく。無謀なシチュエーションなのにブチ切れながらも的確に相手を倒していくのが気持ちいいが、それに巻き込まれる主人公は大迷惑だ。

 

 

 どこか能天気で気ままに行動する殺し屋夫婦に振り回される主人公の姿が、面白おかしく描かれていく。モーガン・フリーマン演じる父親が初めて登場するシーンや、他の映画に言及するネタはそこそこ面白かったが、全体的にはいかにもアメリカ的な、日本人には伝わりづらいギャグが多くてあまり笑えなかった。字幕の問題やネタ元を知らないからというのもあるかもしれない。

 

 テロリストとの対決も緊迫感はなく、アクションもさして見どころがないので、ただダラダラと時間が過ぎていく。ただこれらはコメディ前提のものなので、ちゃんと笑える人にはすべてがハマって楽しく見ることが出来るのだろう。そうでない人にはそうでないだけの話だ。

 

スタッフ/キャスト

監督/出演 パトリック・ヒューズ

 

出演

ライアン・レイノルズ

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サルマ・ハエック/フランク・グリロ/リチャード・E・グラント/アントニオ・バンデラス/トム・ホッパー/クリストファー・カミヤス/キャロライン・グッドール

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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード - Wikipedia

 

 

登場する作品

 

 

関連する作品

前作

 

 

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